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大会・イベント

【セーリング】第1回 国際モス級ヨットレース名護大会

2022年12月16日(金曜日)から12月18日(日曜日)の3日間、名護市にて初開催となる国際モス級ヨットレース大会が開催されました。今回は12月16日(金曜日)に行われた開会式とレースの様子をお届けします。

今回が初開催となる名護大会は、予選を突破した10名のトップ選手が参加し“日本一”を決める大会となります。参加選手の中には東京2020オリンピックのセーリング種目に出場した岡田奎樹選手(470級)、小泉維吹選手(49er級)の両名も出場しています。

“海上のF1”と称されるモス級は一人乗りの小型ヨットで、フォイリング(海面に浮き上がりながら帆走する事)することで最大時速はなんと60㎞/sを超えるとの事。一体どの様なレースを見せてくれるのでしょうか。楽しみです。

大会会場は21世紀の森ビーチ、レースは名護湾沖約2キロのポイントで行われました。

▲開会式の様子
▲玉城 デニー 沖縄県知事(代読:宮城 嗣吉 文化観光スポーツ部長)より
「本大会を初めて名護市にて開催されます事は、実行委員会ならびに日本モスクラス協会をはじめ、関係者の皆様のご尽力の賜物であり心から敬意を表します。出場者の皆様には、日頃の練習を存分に発揮して好成績を残されることをご期待申し上げます。名護湾の素晴らしい魅力を活かした大会が今後も開催され、冬のマリンスポーツの拠点となる事を期待しております」と歓迎のあいさつ
▲渡具知 武豊(とぐち たけとよ)名護市長より
「本日は生憎の天気ですが、今大会が開催されることを大変嬉しく思います。この時期の名護湾はレースに適した環境とお聞きしました。名護市としても来年、再来年の開催へと盛り上げていければなと思います。怪我などに気を付けながら、ベストを尽くしてください」と激励のあいさつ
▲後藤 浩紀(ごとう ひろき)日本モスクラス協会会長より
「今回は、セーリング競技で東京オリンピックに出場した選手2名を含めてトップ選手10名が参加致します。名護湾の環境は本当に素晴らしく、多くの名護市民や同じ競技者のセーラー達に伝えたいです。今大会を通してセーリングをより活発に行える様に、そして、おお!凄いね!また来てほしいね!と思ってもらえる様に頑張ります」と大会への熱い思いを語り、開会宣言を行いました
▲レース前に入念なチェックを行っていました
▲海上でコースの目印となるマーカーが海へ1番乗り
▲当日のコンディション・コース・リーフの確認などを行うブリーフィング
▲フォイリングの様子(後藤 浩紀 選手兼日本モスクラス協会会長)
▲観覧船の観客にパフォーマンスをしてくれた後藤選手
▲レース中は観覧船では追えないほどのスピード

名護市にて、今回が初開催となる国際モス級ヨットレース大会。想像よりもかなり速く“海上のF1”とも称されるモスのスピード感や迫力を肌で感じられる大会でした。記事だけでは伝わりにくいのが非常に残念です。

今回は生憎の天気でしたが、晴れた日に海面を疾走するモスの姿も見てみたいなと思い、次回の開催が非常に楽しみです。沖縄ではなかなか見ることのできないモス級のレース。次回開催の際は皆さんも是非、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

大会結果など、詳しくは日本モスクラス協会(外部リンクが開きます)をご覧ください。