ニュース NEWS

一覧に戻る

合宿・キャンプ

【パラ陸上】グロップサンセリテWORLD-AC 沖縄合宿in豊見城市

 2023年6月21日(水曜日)から6月28日(水曜日)まで、豊見城総合公園陸上競技場においてパラ陸上日本代表として活躍されているメンバーの合宿が行われています。今回の合宿は7月8日(土曜日)からパリで開催される<パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会>に向けた事前合宿の様子を取材しました。

▲(左)松永 仁志(まつなが ひとし)監督【WORLD-AC選手兼監督】

 選手として最前線で戦いながら指導者として選手をサポートしている松永氏に指導者として大切にしていることをお聞きしました。
「選手によってコンディションや性格、解釈する言葉も違うので同じことを伝えても落とし込む深さはそれぞれ。そこをしっかり見極めて同じ深さになるように意識している。彼らが強くなるという事は、彼らの夢や目標をかなえるために、僕も選手と同じ夢や目標を設定していくことが大切だと思っています」

▲生馬 知季(いこま ともき)選手【WORLD-AC選手】

 5月に100m日本人初の13秒台に到達した生馬選手に、その時の気持ちをお聞きしました。                             「日本新記録を出せたこと、日本人が到達できないでいた13秒台に到達できたこと、メダルに手が届くところまで近づけたことがとても嬉しかったです。そして憧れの世界記録保持者レオペッカ・タハティ(フィンランド)に僅差だっただけに嬉しかったのと同時にあと少し及ばなかった悔しさもありました。」

 パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会には100m、400m、ユニバーサルリレーに出場予定の生馬選手 。大会への意気込みをお聞きしました。「13秒台を出すことができて世界のトップ選手と渡り合える可能性が広がったのは自分の中で大きな自信になり大会に向けてのモチベーションも高まってます。沖縄での合宿を経て、パリ2023パラ陸上競技選手権大会で今持っている最大限の力が出せるようにしたいと思います」       

▲村岡 桃佳(むらおか ももか)選手【トヨタ自動車所属】

 今シーズンも大会新記録や自己新記録の更新を続けている村岡選手。パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会では100m、800mに出場します。常に進化し続ける村岡選手にその原動力についてお聞きしました。

「東京パラリンピックで一区切りがついた後に陸上を続ける決意をしました。だからこそ陸上に対して真摯に向き合いたいと思っています。そしてもっと速くなりたい、記録を伸ばしたい、陸上が楽しい!その気持ちが原動力につながっていると思います」と満面の笑みでお話しして下さいました。

この日は気温が高く体調に合わせてアップをされていました。
沖縄の日差しの中、颯爽と走り抜けていきます。
松永監督と調整しながら練習が進んでいきます。

沖縄での合宿が、素晴らしい形でパリにつながりますように!みんなで選手たちを応援しましょう!!ちばりよー!!

詳細は WORLD-AC公式ウェブサイト(外部リンクが開きます)をご覧ください。

パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会については公式サイト(外部リンクが開きます)をご覧ください。

前回の合宿の様子はこちらから!