【水泳】第1回沖縄県招待スプリント選手権水泳競技大会
2025年10月5日(日曜日)に、那覇市の奥武山水泳プールで沖縄の子どもたちの競技力向上を目的とした『第1回沖縄県招待スプリント選手権水泳競技大会』が行われました。
この大会は2016年リオデジャネイロオリンピック、2020年東京オリンピックで代表選手として活躍した塩浦慎理(しおうら しんり)選手が大会オーガナイザーを務める、自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ 4種目の50mのレースだけで行う“スプリント種目”の水泳競技大会です。この大会にオリンピックのメダリストや今年の世界水泳の日本代表選手を沖縄に招待し、参加者と共に日本のトップスイマーたちも大会に出場しました。
大会の前日となる10月4日(土曜日)には、県内の子どもたちを対象とした水泳教室と県内指導者を対象にしたコーチングクリニックが行われました。10月5日(日曜日)の大会の様子と併せてお届けします。
県内子ども向け「水泳教室」
大会前日のこの日は、招待選手をはじめとするオリンピック選手及び日本代表選手による水泳教室が行われ、多くの県内ジュニア選手たちが参加しました。
(右)スペシャルアンバサダーの大橋 悠依(おおはし ゆい)選手
-2020年東京オリンピック200m個人メドレー,400m個人メドレー 金メダル-
(左)松下 知之(まつした ともゆき)選手
-2024年パリオリンピック400m個人メドレー 銀メダル,世界水泳シンガポール2025 400m個人メドレー 銀メダル-
(中)村佐 達也(むらさ たつや)選手
-2024年パリオリンピック代表,世界水泳シンガポール2025 200m自由形 銅メダル-
(右)平井 瑞希(ひらい みずき)選手
-2024年パリオリンピック100mバタフライ7位,世界ジュニア選手権2025 100mバタフライ 金メダル-
指導者向け「コーチングクリニック」
奥武山水泳プールの会議室では、競泳日本代表ヘッドコーチ等を歴任し、2004年アテネオリンピックから2024年パリオリンピックまでの6大会連続でオリンピックメダリストを輩出している平井 伯昌(ひらい のりまさ)氏による「指導者向けのコーチングクリニック」が行われました。日本のトップスイマーを指導している平井氏の考え方や取り組み方のお話に、県内の指導者たちが熱心に耳を傾けていました。
沖縄県招待スプリント選手権水泳競技大会
10月5日(日曜日)の大会当日は、招待選手や日本トップクラスのスイマーたちが集まり熱戦が繰り広げられました。
競技の間には「沖縄県アーティスティックスイミングチーム」による演技も披露され、会場は華やかな空気に包まれました。
初開催となる今大会では、憧れのオリンピアンと県勢スイマーが白熱したレースを展開。県新記録も誕生し、沖縄のジュニアスイマーたちに大きな夢や目標を与える大会となりました。大会オーガナイザーである塩浦選手の「沖縄から世界へ!」のエールを胸に、沖縄のジュニアスイマーたちが大きな目標に向かってこれからも泳ぎ続けてくれることを願います。
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