「地域スポーツコミッション協議会in沖縄」開催
2024年9月19日(木曜日)、20日(金曜日)の2日間にわたり開催した全国の地域スポーツコミッションやスポーツコミッション立上げ検討自治体が参加する「地域スポーツコミッション協議会in沖縄」の様子をお届けします。
この協議会はスポーツ庁主催のもと、公益財団法人沖縄県スポーツ協会設立100周年・スポーツコミッション沖縄設立10周年の記念事業としてスポーツコミッション沖縄が主管し開催しました。会場の沖縄アリーナへは100名を超える沖縄県内外の関係者が参加しました。
オープニングでは、主催者あいさつにてスポーツ庁 橋場審議官より「スポーツと地域振興の関わりが経済や生活の質の向上に重要な役目を果たしている。さまざまな意見を交わして各地域の交流を深めてほしい」と話されました。つづいて「全国スポーツコミッションの現状と協議会の位置づけ」について、一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)藤原ディレクターより説明が行われました。
プログラム1では沖縄県の取組紹介や、一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA) 原田 宗彦 会長と沖縄県文化観光スポーツ部 諸見里 真 部長による対談が行われ、2023年FIBAバスケットボールワールドカップの開催やプロ野球春季キャンプがもたらした経済効果などの事例紹介や今後の課題などについて議論し、参加者へスポーツコミッションに求められる役割や取り組みについて考えるきっかけを提供する場となりました。
プログラム3では県内で初めて開催されたフレスコボールオキナワカップの開催地である読谷村残波ビーチに移動しフレスコボール体験を実施。体験をとおし参加者同士の交流が図られました。
※フレスコボールはブラジルで誕生したビーチスポーツで、味方同士でボールを落とさずにラリーを楽しむ思いやりのスポーツと言われています
2日目のプログラム4では沖縄アリーナ1Fラウンジを会場に、沖縄県・市町村スポーツコミッションの取組と連携について「スポーツコミッション沖縄」「沖縄市スポーツコミッション」「読谷村スポーツコンベンション受入協力会」「石垣島スポーツコミッション」の4団体が取組を紹介。その後参加者ディスカッションを行い、様々な団体の取組について意見交換を行いました。
スポーツコミッション相互の交流とネットワークの構築が図られたことに加え、沖縄県の取組や沖縄県内スポーツコミッションの活動事例紹介、意見交換などをとおし、本協議会が全国のスポーツコミッションの皆様にとって新たな気付きや更なる発展に繋がることを期待しています。