サッカー

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多くのクラブチームがキャンプに訪れる沖縄

2014年からFC琉球がJリーグ参入を果たし、更なる盛り上がりが期待されている沖縄サッカー界。そしてこれまでの課題だった芝生の質が改善され、キャンプ地としても大きく発展しています。

《インタビュー》FC琉球 代表取締役 下地 良さん

―近年、沖縄ではJリーグのクラブチームのキャンプが増加しています。この理由として、どういった事が考えられるでしょうか。

まず、温暖な気候があることは間違いないです。そして我々がサッカーキャンプの事業を始めた当初は芝生の環境が悪く、県外の芝生の質まで追いついていませんでした。しかし、それが去年から沖縄県で芝人(しばんちゅ)養成事業という芝生管理者の育成を始めたことがきっかけで、芝生の質が良くなったことも大きいです。そしてリゾート地ならではのホテルの質の高さでしたり、沖縄の人のホスピタリティ、自治体の歓迎ムード。また、我々FC琉球というサッカークラブがサッカーキャンプのコーディネート、誘致活動をしている。お互いサッカークラブ同士ということで、例えば備品の何が不足しているのか、練習試合は何日空けないといけないかなど細かいことが分かる。地元でサッカークラブが主となってやっていることは、サッカーキャンプでJリーグの他のクラブが来ることの魅力になっていると思います。

―芝人養成事業について、もう少し詳しく教えていただけますか。

沖縄では芝生管理のプロフェッシャルが少ないので、その人たちを養成し、各自治体に派遣していくことを目的としたものです。今は養成の段階で、モデルの陸上競技場を指定し、県外での実績のある業者に巡回してもらい、一緒になって取り組んでいる段階です。今、受講している人たちが育つと、各自治体が余りコストをかけずに芝生をより良くしていけると思います。2014年3月で事業の2年度目が終わるのですが、すでに現時点でも状況はかなり違っています。

―ホテル、競技場といった環境面の魅力について教えてください。

沖縄のホテルの場合、修学旅行の受け入れもしているので団体慣れしています。個人向けのホテルでしたら、1チーム50名といった団体に対応するのは難しいかもしれませんが、沖縄の場合は修学旅行で300名、400名の受け入れは当たり前なので問題ありません。競技場に関しては現状ですと、例えば国頭村、読谷村、中城村、沖縄市、南城市、金武町などにある競技場は良質な芝生で、Jリーグのクラブがキャンプを行った実績があります。また、これらの施設は、Jリーグのクラブが使っていない時期は一般の方たちでも借りられ、使用料も県外に比べると安いと聞きます。また、Jリーグのクラブ側でホテルからの移動を20分以内にしたいという要望がありましたが、しっかり対応出来ました。ホテルも自前のバスを持っている所が多いので、練習場の往復で、1日2回程度の利用のためにわざわざバスを手配する必要がない。あとは自治体が出してくれる所もあります。これからという意味でもチームにとってメリットが大きいと思います。

―Jリーグのクラブではなく、例えば高校、大学といったアマチュアチームが沖縄でキャンプをやりたいとFC琉球さんに相談した場合、対応していただくことは可能でしょうか。

例えば高校、大学ですと沖縄県サッカー協会にさん聞くという手段もあります。ただ、私たちにも聞いていただけたら、沖縄の高校、大学とも練習試合などで関係がありますし、そしてホテル、県内の旅行会社ともつながりがあるので、エージェントではなく、ご紹介という形でキャンプをするための必要なサポートをさせていただきます。また、基本的にサッカーのレベルは県外の方が高いので、沖縄県の学生チームも県外の学校との練習試合は歓迎していると思います。

―これからの沖縄でのサッカーキャンプについて、どのように発展させていきたいと考えていますか。

Jリーグに加え、海外のチームをもっと増やしていきたいです。また、1月、2月にプロチームが利用、3月からは高校生、大学生のチームが合宿に来てもらいたいです。プロのチームが多く来ているので、気候、ホテルを含めてアマチュアの方たちが来ても満足できる環境になっていると思います。ただ、沖縄までは旅費がかかるので、これだけのお金を払ってでも来る価値があると思っていただけるようにより改善を図っていきたいです。

 

沖縄のサッカー団体

FC琉球
(社)沖縄県サッカー協会

イベント開催実績例

3月 Jリーグ開幕
4月 九州サッカーリーグ開幕
4月 OTV杯争奪沖縄県サッカーリーグ開幕
5月 沖縄県社会人サッカー選手権大会
6月 全国クラブチームサッカー選手権県大会

サッカー年表 in 沖縄

1966年 沖縄サッカー協会設立
1970年 3大学リーグ開幕(その後、OTVリーグとなる)
1972年 沖縄サッカー協会から沖縄県サッカー協会に名称を変更
2003年 沖縄初のJリーグ参入を目指すクラブとしてFC琉球が発足
2006年 FC琉球が日本フットボ ールリーグに県内チームとしては初の参入

関連スポーツ施設の例

羽地ダム 多目的広場 (ハネジダムタモクテキヒロバ)

エリア:本島北部
競技・種別:サッカー、グランドゴルフ

うるま市石川運動場 (ウルマシイシカワウンドウジョウ)

エリア:本島中部
競技・種別:サッカー、野球、ソフトボール


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